1948-07-02 第2回国会 衆議院 不当財産取引調査特別委員会 第40号
○三枝証人 そういう事情で、会社の設立に際しましても、三井造船としましては財閥会社の関係上、資金が出せぬ、出してもごく一部だろうということで、大体占部造船の関係者並びに三井関係の海運方面から出すことに大体話がきまりまして、私としましては人間の問題をやり、資金の問題は主として中村があたるということで話を進めたのでございますが、そういう関係でなかなかできなかつた。もともと四月一日からそういうことを引受けるということは
○三枝証人 そういう事情で、会社の設立に際しましても、三井造船としましては財閥会社の関係上、資金が出せぬ、出してもごく一部だろうということで、大体占部造船の関係者並びに三井関係の海運方面から出すことに大体話がきまりまして、私としましては人間の問題をやり、資金の問題は主として中村があたるということで話を進めたのでございますが、そういう関係でなかなかできなかつた。もともと四月一日からそういうことを引受けるということは
○三枝証人 それにつきましては、佐世保船舶工業会社ができた生立ちから話した方がよいと思いますが、佐世保船舶工業株式会社と申すのは、その前身は佐世保海軍工廠の復員局の管理部が前にありましたのを、昭和二十一年の一月の終りでございました。當時の管業部長の塙氏が、何とかしてこの施設を活かして民業に轉換するようにというので、非常に努力せられまして、一應東京に來て、各関係者と打合わされ、なお民業に移すのにはどうしたらよいだろうかということを
○三枝証人 はい。